この記事は子どもがパラレルターンできるようになる3ステップのうちの、最初のステップです。テーマは「興味」です。子どもがスキーに興味を持つためには、大人のサポートが必要です。私の家族や、友人の家族が実際に経験してきたことから、大人がするべきサポートをまとめました。 記事の前半は
解決できるお悩み
✔子どもにスキーをさせたいけど、上手に滑れない人は楽しめないんじゃないの?
✔そもそも子どもはスキーに興味を持つかな?
1.スキー場の7つの魅力
ここで紹介することは、スキーをする前の段階です。スキーができなくてもスキー場を楽しむことができます。スキー場に何度か訪れていれば、スキーの魅力に気づきやすくなります。滑ることができれば滑らせてあげてもいいですが、子どもが小さいうちは、スキー場に興味が向けば良いです。そのうちだんだんとスキーに目が行き、自然にスキーに興味が湧くからです。スキーができなくても問題ありません。スキー場や雪国の楽しさを満喫できればいいのです。
ポイント
雪の上を歩くだけでも楽しいです。雪の感触や、雪の音が首都圏では味わえないからです。深雪に足跡がつくことで子どもは感動します。
ポイント
子どもは雪合戦が大好きです。雪を丸めるだけで楽しいです。うまく丸まる雪もあれば、全然固まらない雪もあります。柔らかいと思ったのにカチカチに凍っていたり、首都圏の人間には予想ができないことばかりです。
ポイント
つららを子どもにプレゼントしましょう。とても喜びます。車の中に置いてあった水のペットボトルが凍るだけでも面白いものです。またウチの子は雪かきが好きです。地元の方がやるようなガチの雪かきではなく、遊びの延長のようなものですが、それでいいのです。雪国へ行くと何もかもが新鮮です。景色も素晴らしいのですが、子どもが景色に感動することは珍しいです。
ポイント
そりで安全にスピード感を味わえます。大人でも楽しいです。一人でそりに乗れなくても、親と二人で乗ることもできます。スキー場にはたいていそり用のスペースがあり、そりの貸し出しもしてくれます。
ポイント
スキー場にはアイスクリームやクレープなど、子どもの好きな食べ物がたくさんあります。普段クレープを食べないのにスキー場に行けば食べられる、というのも有りです。
ポイント
スキー場では子ども向けのイベントをすることが多いです。「○○を探せ!」「じゃんけん大会」「お餅つき大会」など、スキーができなくても楽しめるものがあります。景品で何かもらえると、良い思い出になりますよ。
ポイント
スキー場の近辺にはたくさんの温泉があります。ウチの子どもは温泉が好きです。広いお風呂の開放感は子どもも感じます。
2.スキーに興味を持たせる4つの心がけ
子どもは楽しいことが大好きです。子どもを楽しませることを第一に考え接してください。
ポイント
スキー場で滑っている子どもを見つけたら「あんな小さな子なのにすごいなあ」とつぶやいてください。パラレルで滑っている子を見つけたら「足をそろえて滑るって難しいんだ、すごいんだよ」と言ってください。転んでいる子を見つけたら「転んでも頑張れるってすごいんだよ」と教えてください。だんだんと子どもの中にスキーへの興味が湧いてきます
ポイント
いつも仲良くしてくれる家族がいます。夏も一緒にキャンプへ遊びに行くような仲です。冬にスキーに行くこともあります。ウチの子5歳下が相手の家族の子ですが、ウチの子はいいところを見せようと頑張ります。相手の子は、ウチの子について来ようと頑張ります。きっと同学年の子同士でも刺激しあえると思います。たまに他の家族と一緒に行くのも、子どもとっては成長のチャンスとなります。
ポイント
「あっちのコースすごく楽しかったよ!一緒にすべりたいなあ!」と言われたら、スキー滑りたくなりませんか。「今日の雪質最高だった」「景色最高だね」など、本心から思わず漏れ出す言葉って、心を動かします。私の感覚では、パパが一人でつぶやくより、パパとママの会話の中で自然に出てくる言葉が良く響いているような気がします。
ポイント
「子どもが望んだらやらせる」という言葉を良く聞きます。しかし、何かを望む前に知識が必要なのです。また、安定志向でチャレンジを拒むタイプの子もいます。そういう子でも、やってみたら世界が広がったという話も良く聞きます。やはり興味よりも体験が先なのです。待っていても興味は湧かないのです。スキーは魅力がいっぱいのスポーツです。きっと子どもの笑顔がたくさん見られますよ。勇気をもって、子どもに最初の一歩を踏み出させてあげてください。
3.まとめ
合計11のアイディア、子どもに合わせて、ぜひ取り組んでください。
ポイント
- スキー場や雪国の楽しさを味合わせる
- 楽しむことを第一に考える