解決できるお悩み
子どもが止まれるようになるために、どんなアドバイスをしたらいいの?
この記事は子どもがパラレルターンできるようになる4ステップのうちの、2つ目のステップです。テーマは「止まる」です。板をㇵの字にして止まることができるような方法を5つまとめました。この記事を読むことで、子どもが止まれるようになるための適切なアドバイスをできるようになります。
1.止まること
1-1.止まることを舐めない
スキーの初心者にとって、スキーは怖いものです。勝手に板が動くからです。ブレーキの無い車を運転しているようなものです。といっても年齢によっては止まることができないので、大人のサポートが必要になります。なるべくたくさん滑らせ、子どもの上達をサポートしましょう。
1-2.子どもの年齢に合わせる
子どもの年齢によってはできないことがあります。小さい子は筋力が弱いからです。ここでは、筋力が無くてもスキーをある程度楽しむための工夫を紹介します。無理をさせると子どもに悪い思いをさせることになるので、気を付けましょう。子どもも大人も、余裕をもってスキーをしましょう。
2.子どもが止まれるようになるための5つのポイント
ここでは5つの方法を解説しますが、それぞれ目的が異なります。状況に合わせて使い分けましょう。
2-1.抱っこ
子どもの筋力を必要としないので、小さい子どもでもできます。エッヂのないプラスチックのスキーでもできます。ただ、大人が支えるので、子どもが自分自身の足で立たてるようにはなりません。まだ滑れない小さな子どもに、安心感を与えながら風を感じさせたいときにおススメです。
2-2.ハーネス
ひもで子どもを繋げるので、安心感があります。また抱っこと違い、自分の足で立つトレーニングになります。急斜でも大人が頑張れば滑れるなど、いろいろなコースを楽しむことができます(子どもが怖がらないように緩斜がおススメです)。大人は、自分の体重に加え子どもの体重を支えなければならないので、足に負担がかかります。 滑れるようであれば紐をフードの中にしまえば邪魔になりません。
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2-3.スキーバンジー
スキーの先端が広がらないように固定し、足を広げるだけでㇵの字を強制的につくることができる道具です。自分の足で立ち、自分の足でスピードコントロールできるので、自分の力で滑っている感覚を感じさせたいときに有効です。進む方向も自分でコントロールしやすいです。自分の力でㇵの字を作っているわけではないので、ㇵの字ができるようにはなりません。 スキーバンジーがないときは、大人がしゃがみながら後ろ向きで滑るという高度な技をするので、大変です。スキーバンジーを使っている動画がなかったのですが、手でスキーの先端を抑えながら滑る映像がありました。腰が痛くなるので、スキーバンジーを使うのをお勧めします。紛失しやすいのでいくつか持っておくといいです。
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2-4.滑らせて親が子どもをキャッチし止める
自分の力でㇵの字を作るようにするための方法です。必ず親が先に行き、子どもを安全に止めるようにしてください。最初は滑る距離を短くし、ある程度できるようになったら滑る距離を長くしていきます。すごーく緩い斜面でやらないと怖いので、斜面選びに気を付けてください。
2-5.スキースクールに見てもらう
楽しく安全に上達します。プロですから。預けている間、大人もスキーを楽しむことができます。ウチの上の子は数回見てもらいました。下の子は親から離れることを嫌がったので、スキースクールには入りませんでした。親から離れても元気に活動できる子どもにはおススメです。相場は2時間4000円位です。
3.まとめ
チェックリスト
- 子どもの年齢に合わせ、無理の無いように
- サポートの方法は目的によって使い分ける
- 場合によってはプロの手を借りて、大人が楽をする