家族でスキー 準備

スキー準備を楽にする方法【日帰りファミリースキー編】

解決できるお悩み

子どもにスキーをさせたいけど、準備が大変!

この記事では、日帰りスキーの準備を楽にするコツを具体的にお教えします。記事の前半ではスキーの準備の考え方、後半では具体的な準備のコツ、最後に準備物リストを載せてあります。

【筆者の家族】パパはスキー1級。ママは準指導員。小学生の子ども2人は2級を目指す。家族の年間滑走日数は約15日。首都圏在住。

1.準備の基本的な考え方

「段取り八分、仕事二分」という格言があります。事前にきちんと準備をしておけば仕事の8割は完了したという意味です。子どもに仕事で成功してほしければ、準備をする経験をたくさん積ませてあげる必要があります。それなのに私たち大人はつい準備をやってしまいがちです。学校の準備、習い事の準備、食事の準備などです。せっかくの旅行の機会です。子どもに準備をさせてあげましょう。スキーの準備は大人だけでは非常に大変になります。子どもが自分で準備できるようサポートすることが、楽に準備をするコツであり、子育てのコツです。

2.子どもに準備をさせる前に

2-1.自分で準備をするのと、子どもが準備をするのは、どちらが楽か?

最初は大人が自分で準備した方が楽です。が、回数を重ねると大人は楽になってきます。最初は子どもと一緒に準備をし、徐々に子どもの仕事を大きくしていく感じです。スキー旅行だけではなく、実家へ帰るとき、近所の公園に行くときなど、できるところから準備を子どもに任せていきましょう。

2-2.道具の片付け場所を、子どもが知っているか?

子どもに準備をさせるとき、準備物の保管場所を子どもが知らないといけません。道具をしまう時には子どもと一緒にしまいましょう。そして一言「ここが○○の場所だよ」と伝えましょう。この一手間が大人の負担を大きく減らすことになります。私の場合シーズン中は、ウエアなど身に着けるものは廊下にまとめて保管、板やブーツは玄関に出しっぱなし、ストックは車に保管しています。

3.子どもが準備するもの

3-1.枕元に準備するもの

当日朝身に着けるものは、前日の夜に枕元に準備をします。スキー当日の朝はとても早いです。枕元に置くものは①靴下、②ズボンのインナー、③上半身のインナー、④ウエア上です。朝は車の中が寒いのでウエアは手元にある方が良いです。ウエア下は車内で暑いときに脱ぎ辛いのでバッグに入れて運びます。スキー場でウエア下を履くのがおっくうな場合は、枕元に準備するのも良いです。

3-2.子どものバッグに入れるもの

まずは大きな子どもの個人バッグを準備してください。4人家族であれば合計4つです。スキーブーツやヘルメットがかさばるため、大きいバッグを準備すると良いです。スキー専用の大型リュックも売っていますが、相場が1万円と高価です。そのため私はイケヤのビニールシート生地のバッグを使用しています。バッグに入れるものは①ブーツ、②帽子かヘルメット、③ゴーグル、④グローブ・インナーグローブ、⑤ネックチューブ、⑥ウエア下、➐着替えとバスタオルです。スキー場の周辺には温泉施設があることが多いので、温泉に入りたい場合は➐の準備をすると良いです。

4.大人の仕事

4-1.自分で準備する「価値」を教える

子どもが準備をめんどくさがる。準備をしないことを叱る。そうならないために、準備することの素晴らしさを教えましょう。「準備してくれるとパパとママは助かる」「自分で準備できると先を見る力がつくぞ」「準備が一人でできたら一人前」など、子どもにわかりやすい表現で価値を教えてください。

4-2.準備する時間を確保する

子どもは行動が遅いです。それでも子どもに準備させるためには、時間を確保する必要があります。子どもと一緒に準備をするために1時間くらいは確保しましょう。時間をしっかり確保できていればイライラを防げます。

4ー3.最初から完璧を求めない

 初めはうまくいかないものです。何かを汚したり、壊したり、なくしたりすることもあります。でもそれで良いです。何事も失敗して、回数を重ねてうまくなるものです。できないことはできないまま放っておきましょう。次回はできるかもしれません。

4-4.認める、感謝する、叱る

子どもが少しでも準備をしたら「自分で準備したね」と笑顔で伝えてください。また、「パパが1人で4人分準備すると大変なんだよ、ありがとう」と伝えてください。そうすれば、きっと次も準備すると思います。言うことを聞かず準備をしないときは叱ってください。ちゃんと目を見て、準備がいかに大切かを伝えてください。大きな声を出したり、怖い顔をする必要は無いです。準備をしてほしいという思いを真剣に伝えればそれでいいです。もしそれでも準備をしてくれなかったら、また次の機会に同じように準備をさせてください。次は準備をするかもしれません。

5.準備物リスト

子どもが準備に慣れるまでは、準備物リストがあると便利なので参考にしてください。ウチでは子どもと一緒にリストを作るところから始めました。リストはバッグに取り付けて紛失しないようにしていました。

日帰りスキー準備リストPDF

 

6.まとめ

スキー準備を楽にするためのコツ

  • 子どもに準備をさせる
  • 「枕元の準備」と「スキーバッグの準備」の2つを準備する
  • 子どもの準備は最初からうまくいかない、長い目で見て楽ができるようにする

 

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